【原稿を描く時の注意】

■原稿用紙

漫画用の原稿用紙(トンボの印刷されているもの)を使用してください。
※たまにプロ仕様のトンボの入っていない原稿用紙に描かれる方がいますが、面付け作業などに時間がかかってしまい作業の遅れの原因となりますので避けてください。

原稿用紙のサイズ
 基本的に
 ・投稿サイズ ・B5原寸サイズ ・A5原寸サイズ
 の3種類があります。他社で新書版サイズとかを販売しているところもありますね。
 投稿サイズは主にA4・B5の本を作る時に使用します。投稿サイズに描いたものをA5サイズに縮小というのは製版機の縮小率の限界がありますので不可です。
 B5原寸サイズは主にB5・A5の本を作るときに使用します。
 A5原寸サイズはA5・B6の本を作るときに使用します。

・原稿を描き始める前にどのサイズの本を作るのか決めましょう。また、原稿用紙のサイズと種類は揃えてください。たとえば原稿用紙が3頁分だけ投稿サイズが混ざっている・・・というのは不可です。どうしてもという場合はコピーで縮小したものを印刷することになりますので精度は落ちます。また、原稿用紙は基本的なサイズは一緒とはいえ、印刷所によって微妙にサイズが違っていることもありますので注意してください。

・基本的にトンボが印刷されている原稿用紙であれば他社のものを使われていても問題ありません。一番描きやすいものをご使用ください。当社でも原稿用紙を販売しております(けっこう描きやすいと評判です)。通販も出来ますのでお問い合わせください。


■筆記用具
使用可・・・*つけペン(墨汁・製図用インク等) *油性マジック *筆ペン(濃いもの) *ロットリング
※基本的に黒くはっきり出るものならOKです。


使用不可・・・*水性ペン(ピグマ等) *薄墨 *鉛筆 *ボールペン *青インク *蛍光ペン
※黒く出ていると思っても意外と微妙に灰色だったりします。絶対に使用不可!! ただしコピーをとったものはOKです。使用不可のものを使ってる場合、印刷に出ていなくてもクレームの対象にはなりませんよ。使うときはその覚悟で使ってくださいね。水性ペンで描いた線がコピーで出ても印刷では出ないということもあります。また、えんぴつコピーもかなり濃い目にとっていただかないとかすれる場合があります。最近のコピー機はデジタルなので、コピーをとったものを良く見ると、細かいドットなんですよね。


・紙の原稿を作成する際に特に気をつけてほしいのが筆記用具なのです。きれいな印刷物にするためには基本的に白黒の原稿であることが大前提だからです。灰色のものは黒にはなりません。かすれて汚くなっちゃいますよ〜。

■のり

紙用の<のり>があるって知ってますか?パソコンが普及している今では大栄堂でもあまり使わなくなったので、まさにパソコン世代の人たちは「紙用ののり」なんて知らないんじゃないでしょうか・・・。

■スプレーのり ■ペーパーセメント
 という2種類の<のり>の存在を知っていますか?一般的に大きめの紙を貼る時はスプレーのり、細かい紙を貼る時はペーパーセメントを使用します。よく水のりを使われている方がいますが、原稿がよれよれになっちゃいますよね。この2つののりは紙用なだけによれないんです。
 ただ使うときにも注意は必要で、スプレーのりはスプレーなのでけっこう周囲に飛び散ります。新聞紙などの上で使用した方が良いでしょう。また、2種類ともはみ出した部分は乾きませんので、ちゃんと取っておかないとゴミがついてしまいます。スプレーのりはソルベックス、ペーパーセメントはラバークリーナーを使うときれいにとれます。
 画材ののりということでけして安くはないので、ムリにとはいいません。せめて水のりはやめてスティックのりを使用しましょうね。


■スクリーントーン

最近はほんとにいろんな種類のトーンが出てますね。買うときは慎重に選んでください。
※スクリーントーンは印刷物なので、以前に買ったトーンと同じメーカーで同じ番号でも、印刷した時期によって微妙に薄かったり濃かったりすることもあります。また、メーカーによってもトーンの良し悪しってあるんです。

■不良トーンの例
 ・糊やシートの質によって、貼ると下の線が微妙に灰色になってしまう。
 ・ドットが微妙にムラになっている。(これはあまり気付けないかもしれませんね)


※でも特殊な柄のトーンになると選ぶというわけにはいかないですよね・・・。あまり良くない気もするけど使いたい、ということもあると思います。そういう時は仕上がった原稿を十分にチェックしてくださいね。